【体験談】自分より辛い人はたくさんいるという考えは相当ヤバい。社畜で思考が麻痺した末路をお話しします

残業美徳の怖さを体験。残業をすると仕事頑張っていると思われる風潮恐ろしいよね

残業美徳 仕事
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残業美徳って本当にどうにかならんもんかね・・・

私自身、バイトも含め様々な仕事で残業を経験しました。その全てが見込み残業というやつで、残業代をもらったことはありません。

その経験から、残業美徳(=残業する人は仕事を頑張っていると思われる)の怖さを身をもって体験しました。

ということで、今回はこの残業美徳についての私の体験談と考えをお話ししたいと思います。

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体験談①「残業=仕事頑張ってる」と思ってサービス残業しまくりだったバイト時代

いまだに根強く残る風潮、残業美徳

学生時代のバイトで散々サービス残業(無給)してきた身としては、けっこう昔から残業に関していろいろ思ってきました。

当時はバイトの立場でしたが、サービス残業することを美徳のように感じていました。

  • サービス残業=頑張っている
  • サービス残業=みんなのために自分が身を粉にして頑張っている

みたいな。

給料のこと考えるとだいぶ損しているのにね・・・・

でも、よくないと思いつつも「店長やみんなから感謝されたりすると「どやっ」とした気分になって、残業やってよかった」なんて思ってたんですよね。

「ありがとう、助かったよ」なんて言われたら、もう嬉しくなっちゃって。

いわゆる良い子ちゃんキャラであったと思います。

冷静に考えると、そもそも残業しなくちゃいけないくらいの状況だったらお店側がもっと人を増やさなきゃいけないんですけどね。

身を粉にしてまでも、感謝されたい欲求。だいぶアレでしたね。

こういう感じで、残業美徳にどっぷりハマってきました。

ちなみに・・・私がサービス残業しまくっていたのが某ファミレスなんですが、そこの深夜のバイトでびっくり体験したことがあります。

体験談② 社会人になっても残業はしてしまっていた

社会人になって、更に残業について考える日々が続きました。

残業が多い職場では余計に考えましたね。

膨大な仕事量で、もうね・・・終わらないんです。

もちろん私の能力不足も大きかったですが、先輩たちもほぼほぼ残業していました。

つまり、できてもできなくても残業が普通の風潮だったんです。

残業が当たり前だったので「今日も残業だよなぁどうせ」なんて思っていたので、そうなると「○○時までにきりあげよう!」ってメリハリもつかなくなっていきました。

というかメリハリつけようとも思ってなかったと思います。

定時後に残業用の夕飯を買いに行くのが日課となっていましたしやがて休日出勤なんてするようになりましたね。

先輩を見て思った。残業美徳の根深さ

残業は、絶対にいいことなんてないとわかっていても多くの人が毎日当たり前のように残業をしています。

やはり、残業=仕事頑張ってると見えるのか知りませんが「あいつは頑張ってるからさ」とか「あいつは責任感がある」とか讃えられているのを何度も耳にしました。

そう、上司がもう残業美徳に染まっている人たちだったんですよね。

残業頑張ってる・・・って言葉で「あ・・・」と察してしまいました。

そんな人が多い職場、そりゃあ残業美徳が会社に染み渡りますよね〜

業務のために会社がアパート契約したり、業務のためにわざわざ会社近くに引っ越したりする先輩もいましたからね・・・。

先輩の中には「お前もう帰れ!」と上司に言われているのに、あえて残業をしまくる人もいました。

(典型的な、良い子キャラ。私は尊敬していましたけど、そこは後輩のために率先して帰ってほしかった・・・)

違和感を感じつつも、やっぱり私自身も残業してしまっていたのでした。

上司が先輩に対して残業頑張っているって言って、私の中でも「頑張っていると思われたい」という感情が芽生えていたんだと思います。

ていうか、バイト時代から私の中には深く根付いていたのかも。

世の中には残業のせいで体調崩している人だっているのに、残業のせいで命落としている人だっているのに、残業=頑張っているね感っていまだに消えませんよね。

私自身、やはり頑張っているって思われたかったんです。

残業している人が多い職場の特徴

残業している人が多い職場ではこんな傾向がありました。

  • 定時に帰ろうとしても職場に残業してる人がいたら、業務量や業務時間で比較されることが多々ある
  • 定時に帰ろうとしたら、仕事量が少ないんだと勘違いされ、新たな仕事を課せられる

本来ならやることがちゃんと終わってれば、サクっと帰る!これが鉄則だと思うし誰にも責められることはないんです。

だって、やるべきことをやっているんだからさ。

時間が増えるならちゃんと残業代支給してくださいよって感じです。

しかも「あいつはあんなに頑張っているのに、それに比べてあいつは・・」とか「あいつ暇そうじゃん?その新しいタスク、任せてみれば?」とか、そういうの実際に聞くんです。

結構エグイ考えですよね。

それにさ、残業を率先してやったりしている人は総じてストイックだと私は思ってて、自分にストイックになっている人って他人にもストイックさを求めますから、本当に良いことない・・

まとめ

というわけで、残業についてお話させていただきました。

残業美徳はいまだに根強く風潮として残っていて「残業=仕事頑張っている」とみなされたら、評価されたい人はどんどん餌食になります。

これは自分ひとりの力でどうこうなる問題ではないので、もしこの環境に耐えられない!って場合は職場を変えるべきだと思いました。

それか社内改革が起きるのを待つか、です。

実体験から、残業は会社の体質がめっちゃ重要ですから。

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著者
私です。

こんにちは!ブログ見てくれて、めちゃくちゃありがとうざいます。感謝します。
私は、社会の荒波に揉まれて埋もれて一度は奈落の底に落ち廃人化した30代(もうじき40代に突入)。労働はクソだが頑張ってます。どうぞよろしくです。

(ブログ開設時の名残で過去記事はイキっている文章もあります恥)

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