ネットの記事で「忘年会に行きたくない人の割合、7割8割」みたいなタイトルの記事を読みまして。
確かに「そんな世の中な気するなぁ」とは思うんだけど、私の実体験振り返りますと、人によるなって思いました。結局のところ。
あ、ブラック企業の飲み会はまじで苦痛だった。これは間違いない。
でも、その後の社畜労働していた時の飲み会は面白かった。
実体験者として、また、女性の立場としてもいろいろ思うところを話します。
「飲み会に参加したくない」とか「飲み会が苦痛で仕方ない」って気持ちはめっちゃわかるよ…
職場の飲み会の体験談
職場の飲み会が、苦痛だった時と苦痛じゃなかった時があったんです。
それぞれどんな状況だったのか分けてお話ししますね。
職場の飲み会が苦痛だった時
新卒で入った会社、飲み会が多めだったんですよ。そう、あの5ヶ月で辞めたブラック企業での話。
私、営業部だったもんで飲み会の文化っていうの?あれに実質強制参加だったんです。体育会系の飲み会ですよ。お察しの通り。
始めて営業部全員との総合飲み会なんてね、笑っちゃうよ。新人が飲み会のお店の入り口に並んで会釈するんだから。お出迎えってやつ。ほんと笑っちゃう。
当時は「これが社会人の飲み会か〜」と謎に新鮮さを味わっていたけど、今振り返ると無駄だなーとは思う。謎の慣習。
それ以外にも、会社のイベント後の飲み会、飲み会好きな先輩に誘われる飲み会などなど、いろーんな飲み会がありました。平日も容赦ないです。
21時に仕事終わっても飲むって勢いだったし。
飲み会好きの先輩が一言「行くぞ」とか言って、先輩たちを誘うわけ。先輩たちもヤレヤレなテンションでしたよ・・。すぐに帰りたいでしょうに。
この企業では、私は先輩との飲み会は苦痛に感じていたけど、同期との飲み会は楽しかったですよ。そりゃ苦楽をともにしていますからね。息抜き、ストレス発散にもなりました。
先輩との飲み会の何が嫌かって、生産性はまるでないし、話題にも困るわけ。「俺が新人だった頃はな」とか武勇伝とか苦労話を延々と聞かされるわけ。
「それって今の現役の私たちに言う必要あります?」「その手法って今の時代に通じます?」って心で何度も思った。
彼らの自慢話か、思い出話か、それとも私たちを思っての話なのか、雰囲気で伝わりますよね。あれは完全に思い出話だった。
はあ・・・
仕事の話だったら共通点があるからまだいいけど、次第に酔が回って可愛い性格になる先輩もいて。
先輩の変貌を見るために飲み会に参加させられるのか?って、本当に苦痛でしたよ。早く帰りたくってしかたなかったです。
しかも女性は料理の取り分けとかお酒の継ぎ足しとか暗黙の雰囲気があって。私は抗えませんでした。そう。今こんだけブーブー言っていますけれど、抗えなかったのです。嫌だと言えなかった私にも非はありますよね。
職場の飲み会が楽しかった時
そのブラック企業を退職し、点々として、とある企業に就職した時のこと。
そこでは(結果的にそこもブラック化してたんだけど)すごい楽な人間関係が構築できたんですよね。気さくな人、フランクな人が多くって。
前にいた会社と全然違っていろいろ自由だったで。服も自由だし、業務中にお菓子とか食べても大丈夫だし、休憩時間もおのおので決まってるし全体的にラフな感じ。
割と気を許せる関係が築きやすい?職場だったのかな?
んで、そこもね飲み会が結構多かったんですよね。
一人一人に任せられる仕事の量が半端なくて、それなりにみんなストレスも感じてて。だから飲み会が多いっていうw
で、金曜の夜とか仲良いメンバーで飲むわけ。金曜ヨッシャー!みたいなテンションで。
それは楽しかった。だって気の許せるメンツだったんですもの。私はひよっこ立場ですが。ヘコヘコヘラヘラついて言って、楽しかったです。
「ああ、、、、職場の飲み会って苦痛かと思ったけどそれは人によるわ」って心底思った瞬間でした。
当然、お店の前に立ってお出迎えなんてしませんしね!笑
飲み会だけで人生は変わらない
「飲み会嫌いなやつ」とか「人生損してる」って話も聞くんですけど、その意見に対しては私は否定的。
だってこの世界にはお酒飲めなくても、飲み会に参加しなくても幸せな人ってごまんといるでしょって私は思っているので。
損の基準も私にはわからない。てか損してもいいから自分の「行きたくない」って感情を優先します。
もう今はね、人からの評価とか、そういうのどうでもいいって境地に達してしまったので、飲み会ってそこまで重要とも思っていないわけ。私は。
だって飲み会って本来業務時間外のことだし、こういうのが出世に役立つんですかね?でも逆に飲み会が出世を左右するような会社、こちらからごめんです。
評価されるなら、別のところで評価されたい。
飲み会参加は不参加もこちらの自由
そもそも飲み会に行こうが行かまいがこちらの自由。
でも断りにくい・・・そんな雰囲気がまかり通ってしまっているのが実情とも思います。私の過去がそうでしたし。
最近は新人が飲み会に参加しないとか、飲み会に過度に誘うことはパワハラにもなりかねないので、年々参加しない人が増えているとは思いますけども。
職場の飲み会の苦痛レベルって、まじでメンバーによるので、強制的な飲み会参加は根絶され、行きたい人が行くってのが当然になって欲しいよね。
飲み会がコスパとか生産性とか、そう言った言葉が出てこなくなるくらい、会社の飲み会が自由って雰囲気な流れ加速されればいいとも思います。願望。
飲み会自体が悪なわけじゃないんだから。
そうすれば、「飲み会 死ぬほど行きたくない」とか「飲み会 なくなって欲しい」とかそう言った声もそもそもなくなるでしょ〜って。
強制的な立ち位置になってしまっているからそう言う嘆きの声が上がるわけだから。
なーんんてことを思ったのでした。