社会人になってから、業務の中での1番の苦手だったことが電話応対(電話対応?)。
電話取らなきゃいけないのはわかっていても、いつもビクビクしてました。
ほんっっっっと嫌いな業務でした。
受話器をとった瞬間に頭が真っ白。
激こわ鬼上司の前で失敗しましたしね。涙腺崩壊(いや、崩壊したか?トイレで泣いた?)
でも、今では余裕にこなせるようになったんですね。
私の電話対応失敗談と、苦手意識を乗り越えた話についてお話しします。(無理して乗り越えろって話ではありません)
失敗談。電話応対がキライになったきっかけは、鬼上司の前で大失態したから。
私が電話応対がすごく苦手になったのは、新卒で入社した会社の受電で大失敗をしてしまったのがきっかけです。
外部からの電話は基本的には私が所属していた営業部がとる決まりでした。
新人なので上司からは「積極的に取れ!」と言われ、なるべく取るようにしていましたが、電話の音が鳴るたびにビクビクしていて、電話をとれたとしてもいつもドモってしまい、慣れずタジタジ・・。
そんな中いつものようにビクビクしながら電話をとったら違う部署の人あての電話で、内線でつなごうとした時に慌ててしまい、なんども保留ボタン押してしまい結果相手をすごく待たせてしまったんです。
しかも営業部内で1番恐い上司の前で失態してしまったんです。
「おい、しっかりしろよ」
とシーンとしたテーブルに上司の声が響き渡りました。
シーーーーンっとしたテーブルで、ですよ。耳元でメガホン使って大声出されたほどに鮮明に聞こえましたね・・・
近くにいた先輩がさすがに「これやばいな・・」と思ってくださったのか電話のつなぎ方をすぐにレクチャーしてくれました。
決して怒鳴られたり罵声をあびせられたわけではありませんでしたが、私はこの雰囲気に耐えられず心弱く「やばい涙が出そう・・」と、もう恥ずかしさと悔しさと恐さでいっぱいいっぱいになってしまいました。
でもこの経験で心底「やばい。どうにかしなきゃ」って思いました。もうこんな空気味わいたくない、と。
電話応対は場数(経験)が大事
こちらから電話をかけるのはそこまで緊張せずにできたのですが、受電はもうパニック状態に陥るほど苦手でした。
あの失敗談もあり「私は受電がとにかく苦手なんだな」と自覚し、なぜ受電だけビクビクしてしまうのか考えたんですね。
そしたら「圧倒的に受電に不慣れだわ・・私」と気づいたんですね。(当たり前)
受電って私の中で何が恐いかって、相手がどんな人でどんな要件でかけてくるかわからないからなんです。想像できなから準備ができないんです。
こちらから電話をかけるときは、相手も要件も自分の頭の中で考えているから(準備できているから)心が安定しているんですよね。
じゃあ何が足りないかって圧倒的に場数が足りないってことで。
いろんな受電を経験すればたとえどんな電話がかかってきても過去の経験から「これはこうすればいいんだな」って自分の中での引き出しが開くわけですね。
そうすれば冷静に判断できてパニックにも陥らない。
私にはその引き出しがなさすぎたんです。
本気で克服したいなら場数をふむ。これしかない(と思う)
その後まぁいろいろありまして、電話応対で失敗した会社を辞めました。
そして次に転職した会社ではなんと受電応対が多い職場だったんですね。
私は受電がものすごく苦手で「いやだな〜いやだな〜」って思っていたのですが、やらないわけにはいきません。
ビビリながら1日に何十本も電話応対しました。もちろん失敗も数え切れないほど経験しました。
するとですね、だんだんとさばけるようになるんですよ。
苦手なことも経験すればできるようになるのは当たり前のことですが、私自身ものすごく苦手だった電話応対をここまで余裕にこなせるようになるなんてもうビックリすぎることで。
「ああ、、やっぱり経験って大事なんだな・・」そう思いました。身を以て実感しました。
いつしか余裕になりまくってパソコンで文字打ちながら電話応対するまでにできました笑
人ってここまで変わるんだな・・・と自分でもびっくりです。あんなビビリで電話に怯えていた私が。
これはこれでいいのか?って話ですが、電話応対に慣れたことによりストレスも軽減したしパニックになってミスすることもなくなったので、本当に場数って大切だなって思いましたね。
場数、大事です。
まとめ
ありきたりな解決法みたいに言ってしまいましたが、電話応対に、場数は大事です。
自分で経験して慣れればそれがやがて自信につながるんです。
もしあなたが電話応対を克服したいなら、積極的に経験してみてください。
大丈夫。相手は鬼ではありません。同じ人間です。怖がることはありません。(怖いけど)