今回は私がこれまでに経験した営業についてお話ししたいと思います。
人生初の営業は新規開拓で「私営業続けれらないかも・・」と思ったのですが、ルート営業にチェンジしたら3年近くも続いたんです。
営業には向き不向きが確実にある。そしてそれは、絶対に甘えではありません。
もう一度言います。甘えじゃありません!!!
そしてそれは、新規開拓営業なのか、ルート営業なのかによっても異なります。
私は「絶対に営業向いてない!!」と思いつつも謎にまた営業職に転職したんですね。でも今後はルート営業。
そうしたら、なんと3年近く続いたってわけ!
「営業向いてない」は甘えではない。私が証明です
第一、営業向いてないとか甘えだから!とか言う人の方がやばいと思います。
だって、人には個性があって向き不向きがある。これって当たり前のこと。
絵を描くことがうまい人もいれば下手な人もいる。
それで下手な人にむかって「絵を描くことが向いてないなんて甘えだ!」とか言います?言いませんよね?
それと一緒です。
営業向いてないかどうかは自分でしかわからない。だって、自分の体や感覚って自分しかわからないじゃないですか。
いくら他人から「君はそれが向いている、向いていない」と言われても、自分が向いていると思うなら向いている、反対も然り。

他人にどうこう言われる筋合いはないんです
向いてないな、と思ったら職種を変えていいんですよ。
だって、向いている職種を選んで行った方が幸福度も上がるしストレスもかかりませんから。
これって当たり前のこと。甘えでもなんでもないです。
向いてないと自分で思っているのに努力してしごいても時間の無駄です(と私は思います)
まじで、自分を否定しなくていいですからね。

甘えとか・・・そういう問題じゃないから
甘え!とか言う人は、自分にストイックすぎて相手に対してストイックさを求めているだけです。
私の体験談。新規開拓の営業が辛い
人生初の新規開拓営業は、新社会人として入社したブラック企業で経験しました。
ピッカピカの新社会人!やる気まんまんでのぞみました。
新規開拓なんでまっさらな状態から顧客獲得のためにリストから片っ端にアポ電を入れ、それに加えて飛び込み営業もします。
最初はキツかったですが、これも営業の登竜門だと思っていたので毎日気持ちを切り替えながらやっていました。
でも、なかなかアポの予約までとりつけず、飛び込み営業しても煙たがられ、忍耐力がない私はことごとく心が折れまくりました。
みんなは頑張ってやれていましたが、私はもう嫌になってしまったんです。
ちなみに50社受けてやっとのことで勝ち取った奇跡の会社でした。

営業にもいろんな営業があるよね・・?と知る
営業マンなら誰しもが経験するであろうアポ取りなのに、私はそれを辛く感じてしまうなんて「私は忍耐力なさすぎるのか?」とすごく感じたんですね。甘えていたと思います。
そんな毎日ブルーな気分でアポ電をしていたとき、ふと思ったんです。
「営業って別に新規開拓だけじゃないよね・・・・?」と。
もう仕事変えたいモード全開だった私はすぐに転職サイトを見ていろんな営業の仕事をひたすら探しまくりました。
ルート営業にチェンジ
そして「ルート営業だったら新規開拓みたいに断り続けられることなんてないかも」と思ったんですね。
自分が甘い考えなのはわかります。忍耐力なさすぎだってことも。だけどとにかく新規開拓が嫌になっていた私は、ルート営業にめちゃくちゃ興味がわいたんです。
そして転職を決意し不動産のルート営業に面接にいき、そしてありがたいことに内定をいただけたんですね。
正直「この職場も長続きしなかったらどうしよう」「ルート営業も性に合ってないと感じたらどうしよう」という不安はありました。めちゃくちゃありました。
結果、ルート営業は勤続3年続いた
びっくりなんですけど、なんと3年近く続いたんです。
会社員で3年連続働くことなんてめずらしいことでもなんでもないですが、1社目が5ヶ月しか勤続できなかったので、3年続いたのは自分でも正直びっくりしました。
で、「・・なんで私続けられたんだろう」と振り返って思ったんですね。
ルート営業が勤続3年続いた要因① ルート営業で”断られる”ストレスが軽減されたから
ルート営業はストレスがかからない!と言いたいわけではありません。営業ですからそれなりにストレスはかかります。
でも1社目で経験したような「断られる辛さ」が減って、それがストレス軽減に繋がったのだと思います。
ルート営業だって、たとえば新商品を紹介して断られることもありますが、それでも新規開拓でのしょっぱなの断られ方とは全然違いましたから。
ルート営業が勤続3年続いた要因② お客さんと仲良くなれるのが楽しかった
ルート営業は、すでに契約だったり取引があるお客さんのところをまわりながら、新たな契約だったり状況確認だったりする仕事なのでだんだんと仲良くなっていけるんですね。
それが私とっては「楽しい」に繋がっていたんです。
幸い、めちゃくちゃ堅苦しい感じの営業スタイルじゃなく、取引先に「こんちは〜」って感じで訪問していくスタイルで、相手も構えているわけではないから気軽に話かけられる環境だったんですよね。
これも私には合っていたように思います。
すべてがこんなスタイルではないし厳しいルート営業もあるかもわかりませんので一概に言えませんが。
結論、営業には向き不向きが絶対にある
新規開拓からルート営業にチェンジしたことで、私は営業の仕事を長く(3年)続けることができました。
この経験から、新規開拓がダメだったからといって全ての営業が不向きとは限らないと知ったんですね。
新規開拓がだめでもルート営業が向いている人って絶対いるだろうなって思いました。私のように。
反対に、ルート営業よりも新規開拓が向いている人もいるでしょう。
ちょっと話飛びますが、先日ある男性とデートしまして、ちょうど新規開拓かルート営業かの話になったんですね。そしたら彼は「絶対に新規開拓のほうがやる気でるし楽しい」「ルートだと気がゆるむしな〜な〜になるしつまらん」と断言していました。
「やっぱり営業って向き不向きあるわ」と心底思ったのでした。
まとめ
私はルート営業が自分に合っていたので、ストレスを多大に感じることなく3年続けることがありました。
でもこれはあくまで向き不向きがあるので、人によってはルート営業がストレスに感じる人もいるでしょう。
ここで言いたいことは、1つの営業を経験して「私って営業向いていない」と判断するのは早いってことです。
もう営業自体嫌になってしまったのであればそこまでですが、気持ちのどこかに「営業は続けていきたいけど向いていないかも」と諦めようと思っているなら、いろんな営業をしてみてからでもいいんじゃないかなって思います。
辞めるのはいつでもできるので。
以上、私の新規開拓とルート営業の経験を踏まえて思ったこと、でした〜。