今回は、仕事が辛すぎて人生ではじめてメンタルクリニックに行ったときの体験談をお話しします。
診断書を書いてもらおうとしたんです・・そのためにメンタルクリニックの門を叩いたのです・・・
ですが、結論から言うと、「なにかが違う」と我に返って結局通うのを辞めたって話です。
※あくまで私個人の体験談です。
仕事が辛すぎて涙が止まらなくなったのでメンクリに行きました
もうこのときはね、全てが限界に達していたんですよね。
毎週木曜日か金曜日になると「今週の土日はどちらを出勤日にしようか・・土日出勤しないと間に合わないのかな」と思うのが日課となっていました。
ただでさえいっぱいいっぱいなのに、また新たな仕事が舞い込んできて「もうこれ以上無理!!」と、いつ爆発してもおかしくない状態でした。
だって会社で号泣するレベルで。
でも「いよいよこのままじゃーやばい」と思ったのと、「診断書をもらって会社休めないかな?」と思ったのでメンクリの門を叩いたんです。
メンタルクリニックは暗い雰囲気なのかと思ったら違った
人生初のメンクリだったので、行く前はいろんな想像をしていました。
「なんか薄暗いのかな」「俯いた感じの人が多いのかな」・・・みたいな。
ネガティブな想像をしていて、固定観念ありまくりな状態で、かなりかまえて行きました。
でも実際に行ってみたら受付の人はすごくハキハキしているし、病院内は照明で明るい(あたりまえ)
患者さんもパっと見は心が病んでいるようには全然見えない。
そんな感じで想像と違っていたのでホっとしたのを覚えています。
受付を済まし、個室に案内される
ちょっとドキドキしながら待っていると名前か番号だか呼ばれて個室に案内されました。
部屋に入ってイスに座った瞬間、超満面な笑顔の先生が「こんにちは〜」と挨拶してくれました。
そう、超満面の笑身を浮かべた先生。
ハッと我にかえる・・というか「なんか違うかも!」って思った
※あくまで個人的な感想です。
私、この先生の超満面&優しさであぶれすぎた笑顔を見て、なんだか違和感を覚えてしまったんです。
なかにはこういう笑顔に癒される人もいるかと思いますし、決して先生の笑顔がどうこうってことを言いたいわけではありません。
ただ「なんか違うかも」と思ってしまったんです。私の心がザワっ!!!としたんです。
いわゆる違和感ってやつ。
でもここで「帰ります」とは言えず、一応これまでのいきさつをお話ししたんですね。
そして私の心情やカラダの不調も話し、最後に「診断書がほしい」旨を伝えたところ、どうやら脳神経科に行ったほうがいいかも?とのことでした。
この時私は心がいっぱいいっぱいだったのはもちろんですが、同時に頭痛が半端ない状態だったんですね。
なので先生曰く、まずは体の不調を治したほうがいいとのこと。
そらごもっともだわ、と思いました。(先生さすが)
「体の不調を治してもまだ辛さがぬぐえないようだったらまた来てね」って感じで、とりあえずこの日は終了しました。
何でもかんでも薬で解決しようとする先生じゃなくてホッとした。いやほんと。
病院を出て、なんとも言えぬ感情になりました。
ホッとした感情に近かったかもしれません。(こう言われたかったのか・・?)
そして先生と話していて思ったのは、なんだか自分が軽率で失礼な行動をしているかのように思ってしまいました。
この考えは良くないんだけど、私より辛い人いるしなって思って。
そういった感情もあり、トータルで「なんか違うな」って思ったんだと思います。
決して、安易に診断書もらうな!とか言いたいわけじゃないです。
辛くて苦しい人は、積極的に診断書なりなんなり書いてもらって休むべきです。
ただ、私の場合はなにかが違うと思ったのでこういう結果になっただけ。そしてこの日以降、メンクリに行くことはありませんでした。
結局、会社の先輩に話して業務を減らし、そしてそこから数ヶ月だってその会社を辞めました。
診断書は書いてもらわずに、辞めると言う決断をしたんです。
オチのない話になりましたし、あくまで個人の体験ですが私はメンクリに行って違和感を覚え、それ以降は通うことはありませんでした。
そんな体験談でした。