私は20代で3回転職を経験しました。
その中で今回は「転職をするときの準備」についてお話ししたいなと。具体的な手順というよりか、マインド的なお話しというか。
※ここではすでに自分の中で「転職したい」と心の底から思っている人向けにお話しします。
転職を勧めたいわけではありません。
私が経験した転職時の2パターン
パターンごとにお話しします。
パターン1「辛すぎる」と勢いで仕事を辞めた時
辛すぎて入社5ヶ月で会社を辞めたことがあるんです。
そのときはやめる前からコソコソ転職活動していて、辞めたと同時に次の会社へ入社したので金銭的な不安など、心労はありませんでした。
(在職中に会社に転職活動してたことがバレて怒られましたが)
割とスムーズに仕事を変えることができたんです。
パターン2「どうせすぐ見つかる」と勢いで仕事を辞めた時
で、次に転職したときは「転職先まだ見つからないけど、すぐに見つかるだろう〜♪」と思って勢いで辞めました。
そしたらなかなか見つからなくて金銭的にすごく苦痛な状況に陥りました。
びっくりするくらい落ちまくったし、私の精神もどん底に。
ほっっっっっとに心労はんぱなかったです。暗黒時代とも言える。
転職そのものが多大な心労なんで心の負担は軽いほうがいい
転職先が簡単に見つかるなら、これに越したことはないし何も心配する必要はないと思うんです。
見つかる自信があるのなら勢いで辞めても全然いいと思います。
が!上述した2回目の転職を終えて痛感したことがあります。
それは、もし在職中の仕事が辛い → 勢いで辞める → 転職先が見つからない → 貯金がどんどん減っていく → お金の不安 → 転職先が見つからない→ ・・・貯金が底をつく
こんな流れになっていたら、辛くて会社辞めて解放されたのに、さらに転職活動でもしんどい目に合うなんて私は耐えられないって思ったんです。ストレスの波が幾度となくやってくる的な。
ブラック企業から解放されただけでもいーじゃん!とも思うのですが実際、転職活動がうまくいかないで貯金だけが減っていくあの恐怖心はもう半端なかったです。
しかもお金の不安がやばくなると、どこでもいいから就職してしまうって無計画なパターンになりかねない。
そもそも転職って人生の中でも大きなイベントなわけで、それにかける時間や心労ってすごいんですよね。ほんとに。
できることならスムーズに、そして余計なことを考えずに転職活動をすすめたいですよね。
繰り返しますが、お金が減る恐怖に耐えかねて適当な転職先見つけるの、本当に避けたい。
辛いときこそ、限界きたときにすぐ辞められるように準備することが大切
だから何が言いたいかっていうと、もし「まじ会社辛い。もう辞めたい!ちきしょう転職だ!」って思い立った時は、心にまだ余裕があるなら、できるだけすぐに準備をした方が楽だなと。
限界超えてたら別で、もう精神が限界で準備なんてできん、これ以上行ったら鬱になりそう・・って人は一刻も早く自分の体を優先すべきと思います。たとえば休職したり、どこかの機関に相談したり、自分を守ることが最優先。
体を壊してしまっては転職すらできませんからね。
限界までいってないけど、辛すぎるから転職したいって人は、準備しておけば、いざとなった時に行動しやすいし、資金も貯めておけば、心の余裕も保てますし。
まぁ、あくまで私の経験ベースの話ですけど。
早い段階でさ、その仕事に対して心が何かざわついてたり、違和感を感じたらその時点で転職を考えはじめる。(あるいは資金を貯め始めるとか)
影でコソコソ進める。つまり、段取りを整えておく。
転職するならこういった準備をするのは当たり前のことと思いますが、日々の業務に追われたり辛すぎる感情が大きいと、勢いで辞めたくなることもあるし、思考もブレるから。
それに人それぞれ転職活動のしやすさなど事情はあると思うし。
- 在職の仕事が激務すぎて転職活動する時間がない人
- 転職がバレないか心配で動けない人
- 働いてなくても転職活動をゆっくりできるほど貯金がある人ない人
などなど。
だから、私がいまお話ししていることを簡単にできない人も多いかもだけど。
で、準備にもいろいろあって、可能なら(リスクがないなら)転職先から内定をもらうとこまで進めておくのがベスト(その余裕があるのならそれが1番)です。
それ以外にも
- 転職サイトに登録だけしておく
- 希望の転職サイトをお気に入り追加しておく
- 転職活動中の生活費を貯める
- 副業して転職活動中の生活費を貯める
などなど下準備はたくさんできます。
私はひたすら転職サイトでESを作成していました。お気に入り企業も増やし、エントリーもたくさんしていましたね。
余談。仕事が辛いから辞めるって甘え?んなわけあるかーい!
ちょっと余談ですが、「仕事が辛いから辞めたい」と発言すると一部の人から「それは甘え」とかって返ってくることあります。
甘え?そんなわけないと思います。仕事には種類によって向き不向きがありますよね。辛いと思ったら変えていいんです。じゃないと精神崩壊します。
それに、仕事が辛いから我慢しなくちゃいけないって一種の洗脳のように聞こえます。
本来私たちは好きなことをしていいはずです。好きなことをするために生まれたと言っても過言ではない、と私は思っています。
この世の中は宗教的な考えが蔓延っていますが、私たちは修行のために生きているわけじゃないはず。生活するために仕事が存在するわけじゃないはずです。
好きなことをするために生きているのだと、私は心の底から思っています。ちょっとスピリチュアルっぽいけどw
なので、仕事は辛いもの、という考えはちょっとズレていると思うんですよね。
そういうストイックな考えには、私は否定的です。
最後に
私は転職先が見つからない不安に押しつぶされました。
あんな経験二度としたくないです。
ですので、辛い職場から解放されたい気持ちの勢いに任せず、心にまだ余裕があるのなら、余裕があるうちから下準備をコソコソ進めておくべきと思いました。