今回は、私が学生の頃にファミレスで深夜のバイトをしたときの話をしたいと思います。
そのときに感じたメリット・デメリットや女子が深夜のレストランで働くことについていろいろ思ったことがあったんですよね。
後半は、私が実際に体験した身の毛もよだつ危険な体験談を話します。よかったらそちらもご覧ください。
体験してわかった深夜のファミレスで働くことのメリット
まずはメリットからお話ししますね。
メリット1:深夜の仕事は時給が高い
これは一番でかいですね。
当時私が働いてたレストランでは昼間は時給850円深夜は1050円。
昼間と違って200円の差。
ド田舎のほうだったので、1000円超えの時給は結構ありがたい額でした。
メリット2:深夜のレストランにはいろんな人が来る
ファミレスの深夜って立地にもよりますが、いろんなタイプのお客さんが来るんですよ。昼間にはこなそうな人たちといいますか。
なので人間観察が好きな人にはもってこいな時間帯だと思いました。具体的にどんなお客さんが来たかというと
- (キャバクラ近い店だったので)ドレス姿のお嬢たちと多種多様なお客さん
- 60歳は超えてそうな激甘ロリータファッションのおばあさん
- 毎日必ずあんみつ食べてその後爆睡するおばあさん
- 一体どういう関係なんだと思わせる謎のグループ
- 頭に油性マジック塗ってるおじさん
などなど。
毎回妄想が止まりませんでした。
メリット3:店長がいないときは気分的にのびのびと仕事ができる
店長がいないから気が楽というか、従業員のみんなと和気あいあいと仕事をすることができました。
(もちろん業務はちゃんと規定通りやっています)
基本的には私はフロア業務を一人で担当していたので、深夜の時間もし何が起こってもとりあえず自分が責任もたなきゃなんで不安はありました。
でも、それよりも好きなように仕事をさばけるのがとにかく楽でしたね、気持ち的に。
メリット4:人が少ないため効率よく仕事をこなす力がつく
深夜のレストランの仕事は、お店にもよりますが深夜の時間帯にしかできない仕事がたくさんあります。
ファミレスでいったらたとえばドリンクバーの清掃やテーブルやバックヤードの補充作業、そして翌朝のモーニング用のセットなどなど。
で、それを基本的に1人(たまに2人)でこなさないといけなかったんですね。当然フロアの仕事(ご案内、注文取り、料理提供、レジ、片付け)もやりながらです。
これを一通り繰り替えしやっていくと、だんだんと「何を最初にやって、何をやっている間に何をすればいいのか」と優先順位をつけられるようになり、効率よく仕事をさばけるようになっていく。
自分の思ったとおりに効率よく業務が進んだ日は達成感を感じられて楽しかったですね。
いかに業務を効率化するか!ってことを極められるので、これはすごく勉強になりましたし、他のバイトにも役だったかなって。
バイト初日で泣いたくせに、ここまでできるようになった自分にもびっくりですが。
体験してわかった深夜のファミレスで働くことのデメリット
ここからはデメリットを。
デメリット1:深夜のレストランは昼間に比べ客層が悪い
メリットにも書きましたが、深夜のレストランにはとにかくいろんな人が来ます。昼間には来なそうな人が来ます。
で、これがデメリットになることもあって。
単に個性的なお客さんが多いってのならいいんですが、ありえない悪態つくお客さんとか、理不尽な対応するお客さんもいて。ドリンクバーのジュースをぶちまけるお客さんや、閉店後に、イカれたお客さんから荷物を投げつけられたこともありました(なんで)
昼間の時間帯も働いていたので比較すると、やはり深夜のほうがそういった良くないお客さんが多かったです。
デメリット2:深夜の時間帯に働くと、太るかも
体質によりけりなんでしょうが、私は過食が暴走し太りました。
昼夜逆転するし、ホルモンバランスも狂うでしょうしね・・。
深夜バイト入る前にごはんをガッツリ食べたくせに休憩中にもガッツリおやつを食べてました。
そして、帰りにも朝ごはん食べたり・・・と。
顔、パンパンでしたね。うまくコントロールできないと、デブまっしぐらになるなと思いました。
デメリット3:深夜の時間帯に働くと肌が荒れる
これね……太るってことと同じくらいショックな現象でした。
女性ホルモン乱れまくり + 嫌な客来るとストレス爆発 → 肌が荒れる。まーーーー荒れる。
肌強い人なら問題ないですけど、ストレスですぐに顔に吹き出物などが出やすい人は注意が必要かも。
デメリット4:深夜の仕事帰り、電車乗り過ごしor車の危険運転がある
私の場合、車で通勤してたんですけど、仕事が終わって朝帰るときは、運転が危ないときが多々ありました。
幸い田舎道で車の通りが少ないとこ通っていたので接触事故とかはありませんでしたが、それでもたまにカクっといってしまいそうで危険でした。
「あれ、来た道まるで覚えていない・・」ってときもあって、無意識で運転してしまったことに気づき焦ったこともありました。
そういう時は一旦どこかで仮眠とったほうがいいですよね。
電車の場合もつい寝過ごしてしまうことがあるのでそれは気合が必要でした。
体験談。深夜にやばい客が来た
さきほど、深夜のレストランにはいろんなお客さんが来るとお話ししました。
そのなかでも今でも鮮明に覚えている謎の危険おばあちゃん事件について余談でお話ししたいと思います。
あれはもうすぐ閉店の時間(朝の4時半くらい)になるってときのことでした。
私は店内にいるお客さんに「そろそろ閉店の時間ですので〜」と言いまわり、レジ閉めを始めていました。
催促されたお客さんが続々と帰っていくなか、その日はゴスロリ風のフリフロワンピースと人形を持ったおばあちゃんがなかなか帰ってくれなかったんです。(たぶん60歳は超えていたであろう容姿でした。)
見た目に驚きつつも再度「閉店の時間ですので〜」と言ったところ、おばあちゃん、いきなりスイッチ入ってしまったんですよね。
あばあちゃん「あーーんだじゅじゃじゃじゃ?ああンたじゃじゃや?」と叫んだんです。
は?
なんかやばそうって思ったのですが、それでも数分置きに催促にいきました。
「あの〜」
「あの〜すみません〜閉店のお時間が〜」
でも、なかなかなかなか帰らない。
もはやこちらの言っていることが理解してくれているのかも謎。(たぶん理解していなかったと思います)
いい加減やばい雰囲気だったので、もういいや!と結構強い口調で「帰ってください」と言ったんですね。
そしたらさらにスイッチが入って持っていた人形をこちらに投げつけてきたんです。
ビュンっと飛んできた人形をかわすと、今度は、お店の飾りにむかって投げる。
やばい、とりあえずそろそろこれはヤバイ案件と思った直後、おばあちゃん何かを察したのかブツブツいいながらやっとお店をでていきました。
なにやら様子がおかしいとキッチンにいたスタッフもでてきてくれましたが、おばあちゃんはもうお店の外へ。
幸い私もお店もとくに被害はありませんでしたが、世の中にはいろんな人いるなと心底思った夜でした。
と同時に、こういう危険な人も来るなんて初体験だし、リスクについても考えさせられました。
まぁ、この体験談はかなりイレギュラーですけど。お店の立地にもよりますしね。
こんな感じで、深夜のレストランにはいろんな人が来ます。女子はこういうことも含めて検討する必要があるなと思いました。
最後に
深夜のレストランは時給が高いというメリットはありますが、体はおかしくなりますね。女子は特に。肌荒れにもなったし。
いろんなお客さん見るのが新鮮すぎたし、楽にのびのび働けたし、メンバーも最強でした。
効率よく仕事がさばけたときはものすごい達成感に浸れたし、お金も貯まったけど、ただリスクもあるな〜と思いました。