スーツを着た就活生を駅で見かけるようになると、己の失敗談を思い出すものですね。
タイトル通り、面接時に自分をよく見せようと盛りすぎて墓穴をほり、失敗したって話。
こんなアホなことしている人もいるんだ〜的な感じで読んでもらえると嬉しいです。
履歴書で背伸び
当時私は履歴書を書くとき、できるだけ相手の目に留まるようにマジック使って大きく書いたり変わった書き方をすることを意識していました。
それがどんな内容かよりも、すべては採用担当者の目に留まるようにそこそこ大げさな内容を自信満々に書いてました。
たとえば「私こそが貴社の経営者にふさわしい!」とか。意味わかりませんよね。
しかもそういった内容を太マジックとかで書いたりしてました。小手先のしょぼいテクニック〜
100均で裁縫のレースとか買ってそれ履歴書に貼り付けたらなんだコイツとか思ってもらえるかなとかいろいろ考えてました。今考えるとだいぶアレ・・。
超盛りに盛った内容の履歴書を送った
で、とあるインターネット関連の会社に盛りに盛りまくった履歴書を送ったんですね。
書類選考はなんとか無事通りました。(目立ったからかはどうかはわかりません。)
その際に送った履歴書の自己PR欄には確か趣味の映画のことを書いてたんですよね。
「私は映画の説明などがめっちゃうまい&とにかく人の気持ちを動かすのが得意です」的な(全然得意じゃない)内容を盛りに盛りました。
具体的には
私は映画「○○」に関しては好きすぎて延々と語り続けることができ、相手を”この映画観たい!!”という気にさせることができます
というもので・・これが後々赤っ恥の原因になるとも知らず、自信満々に書いていたのでした。
面接当日
ついに面接当日。
面接が始まり、面接官にあたりさわりない質問をいくつかされ答えていき
そして映画について聞かれたのです。
※ちなみに面接官は3人
面接官A:ここに映画について書かれてますけど、映画好きなんですね~
私:はい、趣味なんです。
面接官A:なんか、延々と語れるとか書いてますけど・・。
私:はい!この作品に関しては何度も見てまして、ものすごい感動をしまして印象に残ってますので。
面接官A:へ~。なんかここに”相手をその気にさせる”って書いてますけど
私:あ、はい
面接官A:まだ観たことない人があなたの話を聞いたら観たくなっちゃうってことですよね?
私:あ、はい
面接官A:僕まだこの映画観てないんですよね~。
僕をその気にさせてもらえませんか?
私:はい
面接官A:では、どうぞ!
私:はい。えとあの、この作品は小説を元に作られた映画ですべての台詞が音楽なんです
面接官A:ほう
私:で、俳優人の演技力はもちろんのこと歌もかなり上手で(そらあたりまえ)
面接官A:ほう
私:とにかく感動的な映画なんです。
面接官A:・・
私:はい
面接官A:・・。
私:・・。
面接官A:で?
私:・・。
面接官A:なんも伝わってこないけど・・。
私:は、はい。
面接官A:・・。
私:・・・。
面接官A:うーん。これじゃその気にはなれませんでしたね~
私:あ・・はい。
面接官A:(隣にいた面接官Bに対して)どう?観たい?
私:・・。
面接官B:いやぁ、、、ぜんぜん、、。
私:(ですよね)
延々と語れますと書いたのに実際に語った時間は20秒も経っていたかどうか・・。
緊張しててって言い訳したいところですが、それ以前の問題でした。見事に自滅です。
後日、今回はご縁がありませんでしたメールが届きました。この自滅が響いていたのかはわかりませんが・・。
まとめ
就活って自分のことをつい良く伝えたくなりますよね〜でも当然ですが盛り過ぎはいけませんね〜
これは聞かれるだろう、と練習すべきでしたね。
つっこまれても答えられるくらいの盛り方なら全然良いと思いますが、身の丈以上のことで盛りすぎたらその分リスクも高くなりますよねって、そりゃそうだ。