先に言っておきますが、これは恋愛話ではありません。
私は女性で、これからお話しする話は同僚の女性のお話しです。
私は恋愛対象は異性ですので、彼女を同性の恋愛対象として別の形で会いたかった〜とロマンス敵な話をしたいわけではありません。
同性の私ですらドキってしてしてしまうほどの超美貌な方でしたけどもね。
ということで、本題入ります。
社畜社員だった頃、とあるプロジェクトを任されました。
任されたと言うとちょっと大事のように聞こえますが、人がいなすぎて、「もうそろそろひよっこから卒業してもいいんじゃない?」位の私に、重荷である業務を任せられたんです。
そして業務のペアとして組まれたのが、今からお話しするその女性です。
彼女は、私よりその業界の中で経験があって、私より後に入社しました。
入社当初からちょっと変わっている雰囲気だな〜というのは私も周りも感じていました。
ただめちゃくちゃ美人で、仕事も言われた事はちゃんとやり遂げる、そんな雰囲気の女性で、今までどんな人生を歩んできたのかちょっと気になったし、たまに笑った顔がとてもチャーミングだったんですよね。
普段はめちゃくちゃポーカーフェイスでした。故にちょっと笑わせてみたいと思う気持ちにも駆られましたね。ミステリアスで、(実は内面はミステリアスでもなんでもないかも)人としては私的には好きなタイプでした。
恋愛対象とかそういうのではなく。
で、この会社で私にとって初めてのそこそこ大きなプロジェクトだったし、もうすでに社畜人生をスタートしていて疲弊はしていたけれども、このプロジェクトを彼女と共に頑張っていこうと思っていました。
しかしそのプロジェクトを進めていくうちに、彼女に対しての苛立ちが募っていってしまいました。
一応私たちの直属の上司というか、ブロックプロジェクトの担当上司みたいなのがいて、最初はその人に仕事を割り振ってもらったりしていたんです。
が、だんだん私の仕事の量が多くなっていて、で私も悪いんですけど自分の量を彼女の仕事量に追加するとかそういったことできなかったんですよね。
これもやってください、あれもやってくださいと言えないタチで、とりあえず自分がやってしまえばいいやと言う気持ちもありました。(これは私の失態)
そして彼女は言われた通りの仕事をやる、割り当てられた範囲内で仕事をやると言うタイプ。
これは間違っていることではないですよね。必要以上に仕事をする必要ないです。
が、当時私はストレスハイパーマックスになっていて、「こんなに私はいっぱい仕事やっているのになんで彼女は自分から率先してプロジェクトを進めるように動いてくれないんだろう」って身勝手な彼女への苛立ちが積もっていました。
この考え、めっちゃやばいです。(今振り返って、当時の自分に引く)
しんどいなら自分の仕事を彼女の仕事に回せばいいのに、上司に相談すりゃいいのに評価気にしていたんでしょうね。
当時は「彼女から率先して何か働きかけて欲しかった」ってその人への勝手な期待が強かったんですよね。
人への期待ってほんとに無意味でトラブルのもとなのに、当時はそれにまるで気づいていませんでした。
そんで勝手に自分で自分を追い込んで彼女が早く仕事を切り上げるたびにイラっとしちゃっていました。
自分が我慢しているから人が我慢していないのが許せない、そんな風に思っていたのかも。これは非常に良くない傾向でしたよね。引くわ〜思い出すと自己否定が止まらなくなるからよくないね
そしてしまいには、彼女を社内で目にする度にイライラするようになってしまいました。私の苛立ちは彼女に伝わっていたように思います。言葉にはしなかったけどね。
仕事を一緒にするようになってからランチを一緒に行ったり、打ち合わせ一緒に行ったり、ちょっと仕事から離れてプライベートの話をちょろっとするような間柄にはなっていたんです。
そのたんびに、この人は一体どうどういう性格なんだろう?友達としてもっと知りたいなと思うようにもなっていました。
私はそれまでいくつかの会社を経験して、それなりにいろんな人と会ってきましたが、この人とすごい仲良くなりたい〜と思う事はそんなになかったんですよね。
彼女の場合はとにかく個性的で、私個性的な人が好きなのでね、仲良くなりたいなと思っていたんです。
ただ、その仕事がきっかけで彼女に対しての嫌悪感が高まり、私は「仕事でない場所で出会っていたら・・」と思うようになりました。
実際、プライベートで会っていたら、私からお茶とか飲み会とか絶対誘っていたし。
当時はね、自分も過労とストレスでいっぱいいっぱいで、その後強制リセットがかかった位ですからw
こんなに、なんだか虚しい切ない気分になったのは久々でした。
出会いって不思議ですよね。そして私が仕事を辞めることになった、辞めたいと強く思ったのも最終的にはそのプロジェクトがあったからなんですよね。
もし彼女がもっと自発的に手伝ってくれるような(私が勝手に期待する)人でプロジェクトをやるようで終えていたのであれば、私は仕事をもっと頑張ろうと思えていたかもしれません。退職なんてしなかったかも。
彼女のせいと言いたいわけではないんです。なぜなら退職後の生活は、私がもともと望んだ生活を得ることができたから。
なんていうんでしょう・・・パズルのようにストレス素材がガチガチとはまっていき、最終的に退職、そして、自分の好きな仕事に就けたっていう。何これ!?って感じですよね。w
彼女みたいな人と会うことになったのも、自分が強制リセットしたいがために自分で選んでいった結果?的な?って思ったりもしますけどね。
これ以上いくとスピリチュアル的になってしまうのでここまでで。
まぁ人生ってこういう巡り合わせ的な?ことって多々ありますよね〜
ということで、仕事ではなく別の場所で出会っていたかった女性がいたなぁ〜って、そういう思い出話でした。
ここまで読んでくれるくれてる人いるかわからないけど、もし読んでいたら、とてもありがとうございます!